日記
2024.5.9 2:41 a.m.
あなたは誰なんだろう 私は何なんだろう
昨日の潮田さんとのなってるハウスは自分の持っている(と「思い込んでいる」!)形を出そうとすることも何かを形(と「思い込んでいる」!)作ろうとすることも遠く吹き飛んでそのままがそのままにある状態、みたいなものがあって、それはそのままの音がそのままあるというのでもなくて音に/楽器に身体(脳を含む)を乗っ取られている 今まで、全部出したい音を出したい(という意味でも「地に足ついてたい」とよく言う)の精神でやってきてそこから遠ざかると反省しがちだったけどあれはもっと、ちがうものですごかった 全然ちがうものがまだまだある 扉 潮田さんの踏み込み方を、昨年今年とたくさん観ていてその実何もわかっていなかったのかもしれない 感情も剥がれた剥き出しがある
演奏後外に出ると目に映るものすべてがあまりに綺麗で驚いた 風がしめっていて柔らかい 潮田さんの煙草がぱちぱち鳴って、訊くとクローブが入っていてそれの爆ぜる音だろうとのことだった
なってるハウスに着くと池間さんと無労村の方々がリハ終わりで、池間さん岩見さん和田さん、お会いできて嬉しかった 最近会う人会う人試聴室5daysのこと労ってくれる 頑張ったから素直にすごく嬉しい サウンドチェック終わって、潮田さんに少しピアノ弾いてもらったらなってるハウスも潮田さんのピアノも響き、良くて、よかった そういえば終わったあと潮田さんも、人の弾く自分のギターの音が良いとその場にいた小山大介さん、林哲也さん、本藤さん、私にギターを回した
今日はUquwaのリハがあって(レコーディングを一週間後に控えている)、阿部くんにそこはGの音鳴ってないとだめだと思うって言われてやけに傷付いてしまい参った(「そっか…」しか言えなくなってたら沼尾さんが前回のリハでこう話してたじゃないですかって言ってくれて、完全にフォローさせてしまっていた)
大塚駅前のばらがすごく綺麗
夜に宇宙さんと『彼女たちの舞台』観た 地に堕ちた愛もそうだったけどこう解せないくらい奔放に素直な人たちがどうにも魅力的で、万が一思春期にジャックリヴェットを観ていたら人格形成に影響していただろうなと思った
シャイマエストロに意思表明をしてほしかったって書かれているの見かけて、私たちよりもずっとずっとずっと当事者にそんなこと、一体何様なのかと腑が煮えくりかえる 万が一自分と対立の意見だったとして、それは個人が悪いんじゃないでしょう 表明を受けて、私たちが「それならば良い」と判断をする?(「尊厳のある」人ひとりに対して、どの立場で?) あるいはまさか、糾弾のゴーサインが出るとでも?
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